ローソンドリップコーヒー
2015/08/19
コンビニコーヒー比較シリーズ「その4」
他のコンビニとは違い、カップに淹れるまで店員さんがやってくれるので面倒くさくなくていいですね。チョット前まで砂糖・ミルクを入れてかき混ぜんるところまでやってくれてましたがさすがに手間がかかるのかいつの頃からか淹れた後は客側が行う方式に変わったようです。
ローソンのカウンターの向側にあるコーヒーマシンはイタリアの業務用エスプレッソマシンのカリマリ(Carimali)社製のようです。
おそらくこのマシン → http://www.carimali.com/en/product/armonia-soft-fb
コンビニコーヒー比較シリーズはこれで4社目なのですが、今更ながら気がついた事があります。コーヒーを淹れる機械の方式の違いです。エスプレッソマシンとドリップマシンで大分味わいが違うのです。カフェラテなどアレンジコーヒーも扱うとどうしてもコーヒー自体の味は脇役的になり逆に切れのある苦味が優先されるのでエスプレッソマシンになるし、アレンジコーヒーをメニューに加えなければドリップマシンでコーヒーの複雑な香味や味わいにこだわるコンセプトになるのでしょう。
どちらにするかは各コンビニの戦略もあるのでしょうが、ブルーボトルなどサードウェーブ(3rdWave)のコーヒーや町のロスタリーが増えてメジャーになってくれば、みんなの味覚も肥えてくるのでドリップ方式の方が良いのでは・・・などと勝手に思っています。
さて、ローソンさんのコーヒーについてWebサイトを見てみると豆の産地、仕入れのこだわり、ブレンドのコンセプトやこだわりについては素晴らしいと思うのですが、これをエスプレッソマシンで扱うのはもったいないのではないでしょうか?エスプレッソマシンでは複雑な香味や味わいが生かせないような気がします。
値段は、Sサイズ 100円 Mサイズ 150円 Lサイズ 180円 (税込み)他コンビニより少し高めだと思います。
淹れた直後は細かい泡が全面を覆います。カップに鼻を近づけるとハイロースト特有の焦げた香りがします。まあ、あまりいい香りではありません。一口飲むとやや味が薄めかなと思いましたががギリギリの線です。まあ普通に飲めるレベルです。欲を言えばもっと濃いほうが美味しいという感じでしょうか。ハイローストなので苦味や焦げた香りが全面に出てくるので個性を感じるまで時間がかかります。最初はなかなか個性を感じられずにただコーヒーぽいものを飲んでいるんだな・・・という感じでしたがカップ半ば過ぎに舌の上でちょっとコーヒー特有の香ばしいコクのような味わいを感じました。この味わいがもっと感じられればいいのにと思っている内にだんだんまた平坦な味になり全部飲みきってしまいました。主役というよりは一緒に売っているドーナツと一緒に飲む脇役的なコーヒー的というのが正直な感想です。
ローソンさんのサイト
おいしさのひみつ → http://machicafe.lawson.jp/himitsu/
コンビニシリーズ その1 → ミニストップ
コンビニシリーズ その2 → ファミリーマート
コンビニシリーズ その3 → スリーエフ
コンビニシリーズ その5 → セブンイレブン
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