ドトール・エチオピアイルガチェフェG1コチョレ
2015/08/19
ドトールコーヒーの産地シリーズものは通常は5月で終わるのですが、今年は6月になってアイスコーヒー用の産地シリーズが登場しました。税込み1,450円でちょっと高めです。最近諸々の物価が高騰してきてるのでそのせいもあるのでしょう。(安倍総理・・・3本の矢は嘘ですね!?)
その名も「イルガチェフェG1コチョレ」 いかにも美味しそうです。
エチオピアのシダモ地区のイルガチェフェ村・・・ホットコーヒーならモカシダモの産地ブランドですね。最高級グレードのG1でイルガチェフェのコチョレエリアで集積された豆とのことです。標高1800m~2200m、川と森とAbaya湖に囲まれた美しいイルガチェフェ村で丁寧にハンドピックされた豆です。
果実のハンドピック、実際に天日干し、豆の選別など雰囲気が伝わってくる動画です。
豆は小さめでアイスコーヒー用深煎りなので油でテカッとしています。それでも通常のアイスコーヒー用よりは煎りが浅めだと感じました。もともとこのイルガチェフェはシティーローストがお勧めとのことなのでアイスコーヒーでなくてもいいかもしれません。<焙煎度合い参考>http://www.coffee-jiten.com/knowledge/flow/roast/
さて実際の味わいは・・・
先ず豆の新鮮さが際立っていました。いつも新鮮さの目安にしているのは賞味期限で出来るだけ賞味期限が先のものを店頭でも選ぶようにしています。ドトールさんの経常商品のストレートシリーズと同じくらいの賞味期限でもこの豆は感覚としてかなり新鮮に感じられます。結構濃く淹れても後で胃もたれしないのもバロメータかも知れません。
豆を挽いてる時も深煎り(シティーロースト)なのに焦臭ではなくコクのある焦香とでもいうような良い香りです。淹れている時も新鮮なのでドリップする時に中央に硬貨位の大きさでクリーミーな泡ができます。
鼻をカップに近づけると焦香(焦臭ではなく)がして一口飲むと先ず苦味の強さを感じます。苦味の印象が強いので酸味はそれほど感じません。酸味が少なめなので最初は気がつかなかったのですが確かにマスカットのような香味がほのかにします。パッケージ書いてあるような全体的な印象ではないのですが・・・しばらく飲んでいるとナッツ的なコーヒーならではのコクも楽しみめます。このイルガチェフェの焙煎はシティーローストを勧めている場合が多いのですが中煎り程度で抑えたらもっとマスカット香や酸味が全面に出てくるのではないかと思いました。とりあえずホットコーヒーとして飲んだ感想です。
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