珈琲のブログ

珈琲が好きで毎日飲んでいます。産地によって驚くほど香りや味わいが違うのと、微妙で複雑な味わいを楽しんでます。

ドトール・キリマンジャロ

      2015/08/19

コーヒーの飲み過ぎでしばらく離れていたのですが、7月も半ば近く暑くなってきたらまた飲みたくなってきました。

今回はドトールのストレートシリーズの最後の一つ「キリマンジャロ」にしました。今まで飲んできた経験からモカに産地が近いのに、個性とか美味しさがよくわからない気がしてなんとなく敬遠してきたのですが、今回はあらためてどんなものか試してみようと前向きな気持ちです。

ドトールコーヒーばかり飲んでいて「回し者か?」と思うかもしれませんが、もちろんそんなことはありません。いろいろ試した挙句に生豆調達、焙煎など品質管理が安定しているせいで外れがほとんど無いのでつい選んでしまいます。
kiliman_all
日本では「キリマンジャロ」は「モカ」よりは認知度が低いようですが、産地は近く、タンザニアのキリマンジャロ山の麓の町、アルーシャやモシ近くの、標高1,500mから2,500m付近のプランテーションで栽培されているそうです。ドイツがコーヒーの木の栽培を始めてイギリスなども参加して、大部分の農園がいわゆる植民地的なプランテーションで貧富の格差の原因となっているそうです。(Wikipediaより引用)

プランテーションによるコーヒー生産とは関係ないのですが現地の人が自家用なのかコーヒーの実からコーヒー焙煎までする動画が面白かったので貼っておきます。

これは、ドトールコーヒー・キリマンジャロのパッケージのキャプションです。
caption

豆はモカのように比較的小さくて丸っこく、間に薄茶色の甘皮があり挽いてもその薄茶色の粒が散在して目立つほどです。ちょっと意外だったのはこの豆の固いことです。手回しのミルで挽いているのですが他の豆よりカッチと固い手応えがありました。煎りは見ての通り色が薄めで浅煎り寄りです。

kiliman_beans


コーヒー ブログランキングへ

さて香りと風味は・・・
挽いた豆からはフルーティーでコクのある良い香りがしていかにも美味しいそうです。淹れてカップに鼻を近づけた時にモカのような独特なフルーティーな香りはないのですがマイルドな酸味香がします。口に含むと爽やかな酸味が広がり、この酸味はクセのないサッパリとしたもので何かフルーツに例えるとかそんな感じでも有りません。舌で味わっていると酸味の奥にコーヒーならではコク(香ばしさ)がしてきます。モカに産地が近いのですが酸味は共通しているけど大分味わいが違うのだと思いました。これがキリマンジャロの個性なのかと今回は納得しました。この味わいは、豆が新鮮で、煎りが浅めでないと出てこないのではないかとも感じた次第です。今までキリマンジャロを飲んでいて何となく美味しく感じなかったは豆の新鮮さやローストの具合だったのかもしれません。

 - 珈琲

AdSense for PC

AdSense for PC

  関連記事

Kongo_Kivu_eye
コンゴキブ

ドトール珈琲の珈琲歴史紀行シリーズの今年最終回4月発売の アフリカの「コンゴキブ …

cafe_moss_eye
モス・プレミアムカフェ

モスバーガーにはまだ会社勤めしてた頃、随分お世話になりました。 その頃は単車で通 …

711-eye
セブンイレブンドリップコーヒー

コンビニコーヒー比較シリーズ「その5」 今回はセブンカフェのラージサイズ(L)を …

machicafe_eye
ローソンドリップコーヒー

コンビニコーヒー比較シリーズ「その4」 他のコンビニとは違い、カップに淹れるまで …

ueshima_cup
上島珈琲館ブレンド

「上島珈琲館」他のカフェとはちょっと違うメニュー体系です。 新しいけど昔ながらの …

famima_eye
ファミマドリップコーヒー

コンビニコーヒー比較シリーズ「その2」 以前のファミマのは飲んだことがあるのです …

351723928277583
ジャコウネコがつくる珈琲

コピー・ルアック (Kopi Luwak) アラビカ種のコーヒー果実をジャコウネ …

eye
ドトール・エチオピアイルガチェフェG1コチョレ

ドトールコーヒーの産地シリーズものは通常は5月で終わるのですが、今年は6月になっ …

colonbia_eye
ドトールコーヒー・コロンビア

ドトールコーヒーのストレートシリーズは産地情報についてWebサイトを見てもあまり …

brazil_eye
ドトール珈琲・ブラジル

ストレートシリーズの「ブラジル」です。 ブラジルでのドトールコーヒー産地指定はミ …